数秘術において、4は「権威への同調」を象徴し、5は「権力からの自由」を象徴します。学校時代でたとえるなら、「みんなと同調する。お勉強も素直に全教科やる」のが4で、「学校での人間関係なんか無視して、好きな事にはまる」のが5という定義です。
4の要素が強い人の特長
自由よりも同調を大事にするのが4的なアイディアです
有名人だとソフトバンクの孫さんは意外と4の要素が強い気がします。「ドーナツのただ券を配る」など、普通のおじさんおばさんに寄り添うサプライズを作るが得意だったりするので。
4的な「同調」のアイディアは、「みんなと一緒にする。あわせる。」という集団生活がストレスにならない人にとってはいい作戦です。うまくいけば、非常に効率のよい人間関係を作ることができます。
みんなが朝のニュースを見ているなら自分もチェックしておけばよい。そうすれば話のネタに困らないといった発想ですが、これができる人は、やってしまったほうが効率はよいでしょう。
飲み会などもそうで、倒れるまで飲むことでコミニュケーションをしたほうが効率がよいならする、ということがストレスなくできるのなら、昭和の日本企業的なところを相手に仕事をしている場合は、おそらく有利です。
4的な「みんなにあわせる」のが得意な人の注意点は、 「本当にストレスなくあわせられているかを振り返る」ということでしょうか。
自由を愛する欲求が高い人にとっては,周りに同調するというのは非常にコストの高い作戦です。なので、行きたくない飲み会に行くことは、ビジネス的に明らかなメリットがない限りは決してしないでしょう。
ただ、あわせるのが得意な人は、メリットがなくても宴会部長でも何でも楽しんでやれてしまいます。なので、「人の面倒ばかりみて、自分の欲求やメリットがお留守になってないか?」ということを、意識的に注意する必要があるかもしれません。
5の要素が強い人の特長
一方で、同調よりも自由を大切にするのが5的なアイディアです。有名人だとホリエモンは分かりやすく5の要素が強いです。
こちらの発想のメリットは、 「自由に好きなことにはまれる→すごい創造的なものを産み出せるようなる」という可能性が開いていることです。あとは、無駄なストレスがたまりにくいので「一緒にいて楽しいキャラクター」になりやすいということです。
たくさんの友達はできにくいかもしれませんが、いい仲間にかこまれるタイプです。そして、偉大な社会的貢献ができるようになる可能性が開けています。
5的な自由を大事にするアイディアは、軍隊組織の下級兵士的な人には向かないかもしれません。ただ、そうではないなら、長い目で見ると人生の自由度がどんどん上がっていくことになるでしょう。
5の要素が強い人が注意すべてなのは、「長期的にみて自分の自由度を上げる」という基準を常に持っておくことです。
たとえば、もし英語ができたほうが海外でも仕事ができたほうが「自分の自由度があがる」と感じたら、頑張ってやってみるといいと思います。短期的には、英語学習ということに時間とお金を投資することによって自由度が下がるので、5の要素が強い人は他の人より大きな苦痛を感じる可能性があります。
ただ、苦行があければ「自由度が上がる」ことになりますので、そういうプロセスも受け入れるというのが5の要素が強い人にとっては、重要になるでしょう。
あるいは、「好きなことのための辛いこと」に関しては、4の人の発想を少し見習って、うまくゲーム化・エンタメ化するという手もあります。漫画好きなら英語をやるなら好きな漫画の英語版を入手する、といった工夫をするということです。
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参考文献など
正統ピタゴラス数秘占術(渡辺 だりあ) | 十牛図(禅) | ト-トの書(A.クロウリー) | 数秘術汎論 | Wikipedia etc
※この記事は、理解のステップとして面白いものをという編集方針を基本としています。