2の数秘術的な意味
関係する,観察する,二つで一つ,表裏一体
(Observe,two sides of the same coin,double standard )
2の数秘術的な解説
数秘術は、「1~9」までを1つの単位として天地万物を分類する分類システムであり同時に占術の一つでもあります。
2は1~9の中で2つ目の数であり、ものごとの2つの面を象徴します。図形でいえば、「二つの点を結ぶ線」で象徴されます。(1は点、2は線、3は3角形、4は四角形もしくは三角錐、5は5角形、6は六芒星、7は七芒星もしくは図形なし、8は立方体、9は九芒星もしくは円環 )
2は子どもの成長でいうと、自分と他人との区別がつきだしたくらいの段階をさします。キャラクターでいうと、観察者。冷静な分析と熱いビジョンという両面を併せ持ちます。
ストーリー的な「2」の解説
物語でいえば、主人公が「使命を探すてがかりをえる」もしくは「物語の転機になる出会いをする(将来奥さんになる人や将来の親友と出会う)」ような段階です。
「2」的な視点
2つというのは「2つで1つ(表裏一体)」ということも象徴します。この意味では善という言葉なら、悪という言葉と一体ということです。これが善い事という領域を決めることで、不善、悪い事という領域が定まります。善と悪は表裏一体の概念だということです。善人というものがいなければ悪人というものもいないのです。
善と悪・光と闇・男と女・火と水・静と動・・、すべて「二つで一つ」な概念となります。
コメント
静中の動 動中の静 なんてのも「2」的なフレーズです。
アニメのルパン三世と銭形警部、の関係も「ふたつでひとつ」って感じですね。追うものと追われるもの、これは二人ともいないと困ります。
なお、(西洋)数秘術的には、偶数は静的な、奇数は動的な意味になるのが基本となります。
日本史雑学としては、公家は奇数を尊ぶ風習を持っていました。これは「奇数=陽、偶数=陰」とされ、「陽を尊んだ」ことからきています。(なので、例えば9/9は重陽(陽数の9が重なる)の節句と祝われていた)
奇数が動的で、偶数が静的、という大まかなイメージに関しては、日本も西洋も共通するようです。
数秘術2のイメージ動画
関係する・コミニュケーションを象徴するものということで、同じフレーズを繰り返し色んな人が演奏する有名クラシック曲(Canon in D) はいいサンプルかもしれません。会話のキャッチポール的な意味で。
※あくまで包括的なイメージをお楽しみください
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参考文献など
正統ピタゴラス数秘占術(渡辺 だりあ) | 十牛図(禅) | ト-トの書(A.クロウリー) | 数秘術汎論 | Wikipedia etc
※この記事は、理解のステップとして面白いものをという編集方針を基本としています。