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技術(節制)(ART(Temperance))の意味(主にトートタロット用)

キーワード

14 技術(節制)(ART(Temperance)) サメフ(Samekth) 人馬宮(いて座)
意味 学習・実践・検証・癒し・分解と統合・錬金術 etc


キーワード解説

ヘブライ文字のサメフは、支え・魚の背骨などを意味し、
アルファベットのXの起源となる文字のひとつです。(Project-XのX X-fileのX MrXのX)
数字の14は、数秘的には14=1+4=5で、ロックンロール(転がる石)を象徴します。
いて座は、ギリシャ神話ではケンタウルス(医術などに優れた賢者。半獣。)です。
占星術的な性質は、率直さ、外向的、楽観的、哲学的など。キーワードは”我は感知する”、
秋の最後の星座(柔軟宮)で性質はHOT&DRY、火の星座に分類されます。


イメージ

おおまかなイメージとしては、”正しいレシピで調合しよう”です。

伝統的には、Temeperance(節制)という単語があてられているカードです。
英語のTemperance(節制)という言葉は、ラテン語のTemperatia ”正しく混ぜる、正しく配置する、中庸”からきています。ここから、感情を整える(すぐキレない)といった意味も生まれてきたのかもしれません。英語のTemperateは温和な(感情が適度に調整された)という意味もあります。
Temeperanceと現代の英語で言った場合は、禁酒(酒を控える)、という意味がまず出てくるようです。

ただ、もちろんタロットでは、酒を控えることに限らず、感情を適量にする、怒りも適量に喜びも適量に、などの多様な解釈がでてきます。
英語のTemperanceは辞書的に日本語に訳すと禁酒や節制なのですが、語源的なイメージは”正しく混ぜる”なのです。ここは、知っておいたほうが便利なので補足しておきます。節制という日本語をきいても、”混合する”というイメージはわかないと思いますので。
ということでART(技)のカードは、錬金術的なイメージが付きまといます。
なにかを混ぜたり調合したりして、新しいものを作るというのは化学的で錬金術的です。


物語で例えると?

物語で例えると、神話によく出てくる、魔女の大がまのイメージも引き出せます。
正しい方法で魔法をかければ、老人を切り刻んで魔女の大がまにいれても、若返ります。
しかし、正しい方法で行わなければ、切り刻んで入れられた老人はそのまま死ぬだけです。
錬金術も、達人が正しく行えば賢者の石をつくることができますが、そのためには、実験と修行が不可欠とされており”読め、読め、もっと読め、祈り、働け、さらば見いださん”
なんていう言葉が錬金術の格言として残っています。

このカードが現れる時は、”適切な方法で”というのがひとつのキーワードです。
つまり、当たり前のことを当たり前に、ということですね。心のなかのことも、外のことも。

Wikipedia (English,日本語)


コメント

混ぜる、調合する、といえば、魔女の薬草づくりなどのイメージになってしまいますね。
あとは、日本神話で、よく煮えた大鍋といえば、盟神探湯(くがたち)のイメージが連想できます。
熱湯のなかに手を入れ、”犯人ならやけどをするが無罪の人なら神の力でやけどをせずにすむ”という設定での神前裁判です。
錬金術というと等価交換と思うひともいるかもしれません。あの概念はハガレンの世界に特有の話ですが、あのイメージも関連キーワードに入れておくのもありかもしれません。テーブルの上のケーキは食べたらなくなるのです。(”喜び・満腹”と”ケーキ”が交換されたわけです。)

※参考文献など
ト-トの書 / The Book Of Thoth (A.クロウリー),正統ピタゴラス数秘占術(渡辺 だりあ),The Qabalistic Tarot (Robert Wang) ,Wikipedia (English,日本語)etc
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