吊られた男(The Hanged Man) の意味 (主にトートタロット用)

キーワード

12 吊られた男(The Hanged Man) メム(Mem) 水(海王星)
意味 犠牲 手放す 身を捨てる 洗礼 etc

キーワード解説

ヘブライ文字ののメムは、水を意味し、アルファベットのMの起源となる文字のひとつです。(MarineのM)  数字の12は、12使徒の12。数秘的には12=1+2=3で、神官的な陰の力を象徴します。この場合の水は、火(アクティブ)に対する水(パッシブ)のイメージです。
占星術の海王星は、神秘主義、共感、慈善、心霊的、などを象徴します。ギリシャ神話では海神ポセイドンです。

イメージ

おおまかなイメージとしては、”何かを手放すことを受け入れる”カードです。
水というキーワードがたくさんでてきていますが、H2O(物質としての水)だけの話ではありません。”動”ではなく”静”のカードだということです。

物語で例えると?

物語で例えると、犠牲を捧げることで結果として許される、といったモチーフが近いです。旧約聖書のイサクの犠牲などがそのパターンですね。

1.神がアブラハムに息子のイサクを生贄にしろ、と命じる
2.アブラハムが山で息子を神にささげようとしたその時。
3.天使がやってきてアブラハムの手を止め、息子を生贄に
しなくてよい、という神の言葉を伝えました。

あとは、静岡県の羽衣伝説のように、漁師が羽衣を天女に先に返してしまうことで、素晴らしい天人の舞をみせてもらうことができる。という話もあります。(最初、羽衣をかえしたら丸損するんじゃないか、と漁師は疑います。が、天女を信じて返すことにしたら、いい結果になったという話)
”手放すこと(犠牲)を受け入れる”という所ではそんな感じです。

犠牲になる神というパターンだと、イエス・キリストの死と復活の話です。人間みんなの罪を背負って十字架にかかり、3日後に復活したという物語になります。
このカードが現れる時は、”犠牲と復活”というのがキーワードです。つまり、いらないものを捨てること、自分を捨てることで、次の道が開けるということです。

コメント

イエスとブッダの生涯については漫画”聖☆おにいさん”も参照しましょう。真面目な聖職者からは怒られそうな中身ですが、聖書ネタと仏教ネタが満載なマンガです。このマンガを読んで大笑いできるようになれば、聖書と仏教に関して大学で一般教養科目の単位を取得できる程度の知識は身についているといえるかもしれません。

日本神話で海の神を相当するのは、アマテラス(昼)とツクヨミ(夜)に対しては、スサノオ(海)です。これは、ゼウス(天空)とハデス(冥界)とポセイドン(海)という3神の構造に少し似ています。

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ト-トの書 / The Book Of Thoth (A.クロウリー),正統ピタゴラス数秘占術(渡辺 だりあ),The Qabalistic Tarot: A Textbook of Mystical Philosophy (Robert Wang) ,Wikipedia (English,日本語)etc

※この記事は、理解のステップとして面白いものをという編集方針を基本としています。

 

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