ディスクの3のキーワード
ディスクの3は、Work(ワーク)、作業と呼ばれます。
物事が生み出される前には、淡々とした作業が行われています。
男女のひめごとが何度となく行われ、はじめて子供がうまれます。
美味しい食事が食べられるのは、誰かがそれを作っているからです。
ディスク(具体性)×3( 作る人 )= Work(作業)
作りたい衝動に具体的なノウハウが組みあわさると、具体的な作業に入っていくというイメージで。
ディスクは地のスート、最も具体的な領域をあらわすので
具体的な動きと共に何かの作業がなされているイメージでしょうか。
ワンド(火のスート)だとビジョンが見えた、みたいなわりと抽象的なイメージですけど、ディスク(地のスート)だと、何か手を動かしてそうなイメージになります。
イメージストーリー
毎日少しづつ、何かの勉強をする。
毎朝、少し早くおきて走り込みをする。
毎週、定期的な報告をうける。
週末、いつもの感じのデートをする。
毎月、家族でゆっくり食事に行く。
毎晩、ヨガや瞑想のような時間をとる。
1日1回は、必ずブログ記事を作る。
小さな積み重ねが、いつの間にか化学変化をおこしているイメージです。
シンボル解説
トートタロットのディスクの3には、占星術マークでいうと、やぎ座の火星が描かれています。
火星(戦士たちの神)× やぎ座( 構築 )=Work(作業)
男たちが、淡々と(町全体を囲むような)城壁を作る作業をしている、ということで。
日本の伝承(神話・昔話・伝説)で例えるなら?
火星がでてくるのでサムライたちの話を選ぶとして、忠臣蔵の四十七士の話もいいかもしれません。
その他
「このカードは頂点上方から見たピラミッドをあらわす」
(トートの書P215)
とクロウリーは書いています。車輪の3つのシンボルは、硫黄・水銀・塩、錬金術の三要素です。硫黄は男性性、水銀は女性性、塩は統合、のイメージです。
水星マーク=水銀、丸に線=塩、三角と十字=硫黄、ですね。
錬金術マークはわりと人によってさすもの違うようですが、この辺は共通だと思います。
🜔 塩(結合=風=陰陽=意識と無意識の関係)
☿ 水銀(女性性=水=陰=無意識)
🜍 硫黄(男性性=火=陽=意識)
恋愛
最後に、「恋人・パートナーとの関係性に悩んでいる」人に向けた恋愛トークでの「ディスクの3=作業」の参考例を。
ポジティブにとれば「仕事を楽しめてくると、(不思議に)恋愛もいい感じになる」といった展開です。ネガティブにとれば「仕事に夢中になりすぎると、(逆に)恋愛や家庭で何か困ったことがおきる」という展開になります。
<ストーリーシンボル企画制作のアイテム&冊子>
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通信講座・教材
1.タロットカード 解読テクニック 音声&PDF(初心者さん向き)
2.タロット教材各種 生命の樹をふまえたタロット講座など(基礎&応用)
参考文献など
ト-トの書 / The Book Of Thoth (A.クロウリー),正統ピタゴラス数秘占術(渡辺 だりあ), 易経 ビギナーズ・クラシックス(三浦 國雄) The Qabalistic Tarot: A Textbook of Mystical Philosophy (Robert Wang) ,Wikipedia (English,日本語)etc
※この記事は、理解のステップとして面白いものをという編集方針を基本としています。