ワンドの1の意味 < 火の力の根源> – トートタロット –

ワンドの1のキーワード

ワンドの1は、火の力の源と呼ばれます。
エースは小アルカナの中で少し別格なカードです。

火の力の源というのは、非常に抽象度が高い言葉です。

言い換えると「ワクワクの源」だったり「使命感の源」だったり「熱い想いの源」だったり「霊感の源」だったり「ハマる・熱中するエネルギーの源」だったりします。

さらに具体化すると、

「熱中するエネルギーの源」というのは、状況によって、小さい時のすごく感動的な思い出だったり、恋人との甘美な時間だったり、お金や物だったり、ひたすら読書する時間だったり、

さまざまなバリエーションがありえることでしょう。

いずれにせよ、現実世界の出来事そのものではなく「その源(RootもしくはSource)」というのが、エースの象徴するものです。

 

>>スートと数字のイメージ・意味は、こちらを参照

イメージストーリー(たとえ話)

何かの講座をとることを決めてワクワク感があふれているけど、まだ実際の勉強ははじまってないみたいな段階。

ダイビングをやろうと決めたけど、まだ具体的にスクールに参加して講習を受けているわけではないという時期。

友達以上恋人未満の相手に、次のデート(約束済)の時にさらっと告白しようと決めてドキドキしている感じ。

「約束の地へ」みたいなビジョンを得て旅立ちの啓示を受けとった瞬間、出エジプト記(エクソダス)的な雰囲気。

心の中で未来は必ずうまくいくと感じる喜びにあふれた瞬間、みたいな感じです。

シンボル解説

ワンドは棍棒です。武器として解釈してもいいですし、魔法使いの杖として解釈してもいいでしょう。

指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)のガンダルフや、アーサー王伝説のマーリンが持ってるような杖です。映画のガンダルフは、棒術使い的に、ワンド(杖)を使ってオークどもの軍勢を殴り倒していました。

また、杯が女性性器・女性性・月のシンボルとして見られるのに対して、棒は男性性器・男性性・太陽のシンボルとされることが多いです。

生殖器のシンボルと書くとエロい連想をすればいいのかと思う人もいるかもしれません。

ただ、そこに意識を持っていきすぎると中学生男子的な「全てが下ネタになる」解読になるというデメリットがあります。

ビクトリア朝の英国の美術館のように「裸の彫像の生殖器部分を隠して展示する」ような、裸体のダビデ像に海パンをはかせるような規制は不要かと思いますが、適度なバランスは大事です。

日本の伝承(神話・昔話・伝説)で例えるなら?

陰陽師は杖のイメージがあまりないですが、仙人の杖とか山伏(修験)の金剛杖とかオモシロイかもです。シンボルなので、長い棒状のものということで、槍や矛でもいいでしょう。

その他

トランプと同様、エースというのは、数字カードの中で少し別格のカードというイメージを持つとよいです。
 

恋愛

最後に、「恋人・パートナー絶賛募集中」な人に向けた恋愛トークでの「ワンドの1=火の力の根源」の参考例を。

ポジティブにとれば「理想形としての本当の自分を素直に出すだけで、うまくいく」といった展開です。ネガティブにとれば「相手のキャパを超えて本音をそのまま言いすぎて、拒否される」という展開になります。

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参考文献など

ト-トの書 / The Book Of Thoth (A.クロウリー),正統ピタゴラス数秘占術(渡辺 だりあ), 易経 ビギナーズ・クラシックス(三浦 國雄) The Qabalistic Tarot: A Textbook of Mystical Philosophy (Robert Wang) ,Wikipedia (English,日本語)etc

※この記事は、理解のステップとして面白いものをという編集方針を基本としています。

nakajima oumi

nakajima oumi

シンボルと寓話の研究家。作家 「キレイはキタナイ、キタナイはキレイ」

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