キーワード
13 死神(Death) ヌーン(Nun) 天蠍宮(さそり座)
意味 死と再生(象徴的な意味で) 性と死 変化 etc
キーワード解説
ヘブライ文字ののヌーンは、魚やうなぎを意味し、アルファベットのNの起源となる文字のひとつです。(NeoのN NatureのN)
数字の13は、13日の金曜日の13。数秘的には13=1+3=4で、ルネサンス(古代の復活)を象徴します。占星術的な性質は、分析的、魅惑的、秘密主義、野心的、など。キーワードは”我は欲する”、秋の真ん中の星座(不動宮)で性質はCOOL&MOYST、水の星座に分類されます。
イメージ
おおまかなイメージとしては、”死と再生”、です。といっても、実際に人が死ぬわけではなく、精神的な意味、例えとしての死と再生です。
真っ暗な映画館で、暗い映画を見た後に、日本晴れの明るい海を見たら、生き返ったような気がした。この場合の死と再生はそんな雰囲気です。
物語で例えると?
物語で例えると、神話などによくある一度死の国へ行って復活するシーンです。ギリシャ神話で言えば、妻をさがして、黄泉の国へいく、オルフェウスの話などです。日本神話から探すと、兄弟の迫害から逃れてスサノオの所へ逃げてくるオオナムチ、イザナミを黄泉の国まで追いかけていくイザナギ、などの物語があります。
このカードが現れる時は、”(象徴的な意味で)一回死んでくる”というのがキーワードです。つまり、昨日と違う世界を体験すること、いちど、リセットをすることです。そうすると次の道が開けていきます。
コメント
生=性 性(エロス)と死(タナトス) というキーワードも気になるところです。こういう記事を書いておいて言うのもなんですが、実際使う場合のコツとしては、本やネットなどで読んだ解釈なんて忘れてしまうことも大事です。一応あれこれ知っておいたうえで、実践の時はいったん全部忘れて先入観なしにカードを見る、これがタロットを楽しく使うコツの一つです。
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※この記事は、理解のステップとして面白いものをという編集方針を基本としています。