ソードの8のキーワード
ソードの8は、Interference(インターフィアランス)、干渉と呼ばれます。
本当はもう一歩でうまくいくのに、色んな雑音に負けてしまうような状態です。
ソード( 頭脳 )× 8( 拡張 )= Interference( 干渉 )
理性が「〇〇すべき」というルールを拡張して色んな干渉をしてくる。
イメージストーリー
考えなくていいことまで考えてしまう。
試験前の夜に、ついマンガを見てしまう。
交渉するのがめんどうになって、不本意な妥協をしてしまう。
戦う力がないので、あきらめて表面的に妥協する。
よりよい未来のために、あえて無理なことを強引にやらせる。
シンボル解説
トートタロットのソードの8には、占星術マークでいうと、ふたご座の木星が描かれています。
ふたご座( 人間関係 )×木星( 広がり )=Interference( 干渉 )
人間関係を広げ過ぎると、何をするにも気にすべきことが増えてしまう(干渉)。
日本の伝承(神話・昔話・伝説)で例えるなら?
ソード(力)の8(拡散)なので、神武東征とかヤマトタケルとか、遠征軍が頑張って天下統一をしていくようなものが面白いと思います。旧勢力から見れば新勢力からの軍事干渉なので。
その他
トートの書を読むと
「意志は偶発的な干渉によって絶えず妨害される。」
(トートの書 P206)
とあります。重要度が高いけど緊急度が低いことこそ一番大切にね、みたいな話です。
創造性を上げたいなら、色んなものをどんどん見ていくことが大事です。ただ、意志力を上げたいなら、1つのことに集中しつづけることも大事です。視界が広過ぎると逆に仕事が進まないみたいなこともあります。
恋愛
最後に、「恋人・パートナーとの出会いに悩んでいる」な人に向けた恋愛トークでの「ソードの8=干渉」の参考例を。
ポジティブにとれば「あきらめないことで、次の出会いにつながる。」といった展開です。ネガティブにとれば「他人の意見を受け入れると、いい人と出会えなくなる。」という展開になります。
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通信講座・教材
1.タロットカード 解読テクニック 音声&PDF(初心者さん向き)
2.タロット教材各種 生命の樹をふまえたタロット講座など(基礎&応用)
参考文献など
ト-トの書 / The Book Of Thoth (A.クロウリー),正統ピタゴラス数秘占術(渡辺 だりあ), 易経 ビギナーズ・クラシックス(三浦 國雄) The Qabalistic Tarot: A Textbook of Mystical Philosophy (Robert Wang) ,Wikipedia (English,日本語)etc
※この記事は、理解のステップとして面白いものをという編集方針を基本としています。