情報の断捨離をしよう

知的に幸せに

現代は情報過多の時代です。ほおっておくと、無駄に大量の情報が脳の中に入ってくるような時代になってしまっています。

例えば、メールフォルダを見るとAmazonや楽天のDMが山のようにある。こうした状況の人は少なくないと思います。TVをつければ、生放送で見ていると別に興味はないCMが山のように流れてきます。流行りのSNSをのぞけばどんどん無駄ツイートや無駄カキコミが流れてきます。

現代は、普通に生活しているだけで「大量の情報が押し寄せてくる」時代なのです。が、情報を見分ける目をきちんと育てている人は実は少ないです。

大量の情報を全て見ていたらきりがありません。頭がパンクしてしまいます。ある程度のところで堤防をつくって情報の洪水をシャットアウトする必要があります。

情報の断捨離をするには、自分の欲しい情報ごとに「情報を整理するフィルター」の役目を果たしてくれる人を作っておくのが有力な方法の一つです。

例えば、ビジネス本で考えてみましょう。

普通に生活していて、自分の目に入ってきた本を全部読むというのは多分無理です。ただ、神田昌典先生のだけは毎月読む、勝間和代女史のだけは毎月読む、といったことならあまりエネルギー使わずにすみます。好きな作家さんや好きな作家さんの推薦本などに絞って読むということです。

また、好きな本屋を見つけて、そこの本屋の棚に並んでいるものだけはのんびり見る、というのも一つの方法です。個人的には新鮮な本と出会えるのでこの方法も好きです。

趣味としてはアニメやマンガも好きなのですがこれも同じで、筋金入りのオタクな知り合いが何人かいるので、その人達をチェックしていれば情報が入るようにしています。

もちろん必要に応じて色んな情報源をチェックすることはありますが、基本はだいたいこのパターンで「人の手を借りて情報を整理する」ということをしています。
ここまで世の中に流通する情報が増えるとなんでも自分でやるというのは無理です。

「複数の情報を比較検討してその中から真実を探し出す」

というのは相当な慣れと経験と直観が必要になります。自分の経験値が高い分野なら可能ですが、知らない分野でこれをやるのは非常に難しいです。やろうとしても膨大な時間がかかる割には、たいした結果はでません。悩むだけ時間の無駄なので、エイヤでサイコロでもふって適当に決めたほうがましです。

私もよく知らないパソコンのソフトを探す時に「レビューや比較サイトをチェックしまくってみる」というのをやってみましたが、やればやるほど頭が痛くなるだけでした。なのでそのジャンルに詳しい人に聞いてすませましたが、一瞬で正解がでて大笑いだった記憶があります。

無理してなんでも自分で判断しようとするより

「このジャンルの話は、この人からなら聞きたい!」

という人を3人~8人くらい選んでおくことのほうがカンタンです。情報の調査という時間がかる割には成果に結びつかないことに時間をとられずにすみます。

nakajima oumi

nakajima oumi

シンボルと精神世界の研究家。 「キレイはキタナイ、キタナイはキレイ」。日本文化と欧米文化は異なるからこそ面白い。一般論や常識に違和感がある方歓迎。

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