キーワード
6 恋人(The Lovers) ザイン(Zain) ふたご座(双子宮)
意味 出会い 一目ぼれ（無意識の選択) 直観 etc
キーワード解説
ヘブライ文字のザインは、弓矢・皮にささった矢・武器を意味し、アルファベットのZの起源となる文字のひとつです。(ZigZagのZ、Z旗のZ) 数字の６は、ロト６(宝くじ)の６。数秘的には調和やバランスなどを象徴します。
ふたご座（双子宮)が象徴する性質は、論理的、好奇心の強さ、移り気、社交的などです。キーワードは”我思う”、春の最後の星座（柔軟宮)で性質はHOT&WET、風の星座に分類されます。ギリシャ神話では、カストル・ポルックスの双子の物語になります。
イメージ
おおまかなイメージとしては、”一目ぼれの稲妻”です。
霊感や知的なひらめきなども意味します。恋の出会いを象徴することもあれば
それ以外の出会いを象徴することもあるでしょう。
物語で例えると？
物語で言うなら”主人公が探していた何かが直観で判明した瞬間”です。
使命を探していたのかもしれないし、パートナーを探していたのかもしれません。雷に打たれて、聖職者としての使命に目覚めたといった話でもあり、ひとめ見た瞬間恋に落ちた、という話でもあります。
突然、ＵＦＯがやってきて宇宙人が話しかけてきた、なんて話も現代の物語ならありえるでしょう。
日本神話のクシナダ姫は、ヤマタノオロチという怪物のために死の寸前という状況に陥っています。そこへ、さっそうとスサノオという英雄神が現れて智恵と勇気をふるってお姫様を救出します。そして、怪物を退治して、お姫様と結婚し、宮殿を建て、近くに定住することになります。
これも、スサノオという英雄の側から見ると、”家族”や”パートナー”という探していたものを見つけた瞬間の物語だと解釈することができます。
このカードがでてくる時は、”直観を信じて！”というのがキーワードになります。
客観的に見ると不合理に見えることもありますが、長期的にみれば、衝動に従うのが合理的な行動になります。直観にも、ほんものとにせものがありますので、いざという時に間違えないように、事前に練習しておくことも大事です。
余談ですが、ギリシャ神話のアンドロメダとペルセウスの話は、スサノオのオロチ退治の神話と非常によく似ています。アンドロメダ神話はＧＤ（ゴールデンドーン）という団体のタロットでは恋人のカードのモチーフとして採用されていた経緯があります。
コメント
アンドロメダといえば、宇宙戦艦ヤマトのアンドロメダ（＆土方艦長）もかっこいいなあ、と思っています。
バシャールのような、宇宙人をチャネリングする人達の世界観ではアンドロメダの宇宙人はちょっと変わった人が多いんだそうです。
ちなみにアンドロメダをチャネリングする人のセッションを受けてみた時に、”君はアンドロメダ出身の魂だね！”と言われたことがあります。（笑）
なお、キューピッド（恋愛の天使）は西洋絵画ではそこそこでてきます。ヴィーナス誕生で有名なボッティチェリのこの絵などがいい例です。
Sandro Botticelli / Galleria degli Uffizi / Firenze
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※この記事は、理解のステップとして面白いものをという編集方針を基本としています。
