Symbols on The Moon
顔のある月、ヨド的な雫、2つの塔、犬と狼 (尻尾や耳を区別する)、ざりがに、道と山
顔のある月
ヘカテ(月と魔術の神)、理性(太陽)に対する感性(月)、常なる変化
ヨド的な雫
月のパワーのカケラ(ヘブライ文字のヨド風)
2つの塔
世界の境界、見張り
犬と狼
人間性と獣性
ざりがに
意識されない性質
道と山
解体されたものの再統合
コメント
西洋占星術では太陽は理性を月は感性を象徴するという対比が使われることがあります。知性そのものを「推論のような能動的な知性」と「理解力のような受動的な知性」に分ければ、前者は太陽的な知性、後者は月的な知性になるでしょう。
理解は受動的な知性で知恵は能動的な知性と見た場合、数秘の「3:理解と2:知恵」の対比と似たようなものかもしれません。
タロット的には天体としての月がもつ「常に変化し続ける」という性質から、「万物流転」や「諸行無常」のイメージを持っておくと使いやすいでしょう。「月」(天体)の持つ多様なイメージの中で、キレイなイメージは女司祭のカードに、混沌としたイメージは月のカードに、それぞれ配当されていると思っておけばだいたい当たるかと。