Symbols on The Hanged Man
T字の木、縄(木と足に結び目あり)、交差する脚、つり下がる人、光背
T字の木
生命の木、希望、T(タウ)十字(その起源は一説によるとエジプトのアンク(ankh)とされる)
縄(木と足に結び目あり)
命綱、ぎりぎり
交差する脚
クロス、聖なる回転の象徴としてのマンジ(卍)
つり下がる人
修行、制約と自由、制限による発展
光背
聖性、聖なる世界とのつながり
コメント
型にはめる修行というと「苦」のイメージが強いですが、内容によっては「快」であることもあります。
日常でも「ほんとになんでもあり」にするよりは「一定のルールや制限を定めたほうが楽なこと」は割とあるのではないでしょうか。
「木と修行」というと菩提樹の下で悟りを開いたお釈迦様が日本人にはなじみがありそうです。北欧神話には知恵の神オーディンが宇宙樹ユグドラシルの枝に九昼夜逆さまに首を吊ってルーンの秘密を得たという伝承もあります。