オラクルやタロットの意味はどうやって広げるのか?

DEATH(死神)なら「死」と「再生」くらいまでのキーワードは解説本にだいたい書いてあります。ところで、解説本のキーワードが100%そのままでは使えないことも多いと思います。この場合、どうやって拡げていけばいいのでしょうか?

1.「最初のキーワード」を意識し続けながら広げる

例えば「死と再生」を中心において、色んな言葉を連想ゲームする。

「死と再生」→夕方と夜明け
「死と再生」→冬と春
「死と再生」→打ち上げと討ち入り
「死と再生」→終わりと始まり

みたいに。

(あくまで、最初のものを意識しながらやります)
(マインドマップやマンダラアートなどの、中心に基本概念を置いて図で考える発想法と本質的に同じ)

2.流れを止めずに、ただひたすら書き出す感じで広げる

最初のキーワードから、次のキーワード、次のキーワードから、その次のキーワード、
という方式です。

「死と再生」→夕方と夜明け→老人と赤ちゃん→いればとオムツ→歯磨きと哺乳瓶→鶏と卵→原因と結果→結果と原因

(だんだん、最初のから離れていきます)
(めざせ、手が勝手に動いて意味不明なことを書き出す自動書記)

思考を止めろ

インスピレーションを活性化させるには、日常的なロジカルな思考を脇に置くことが大事なので、こういうのは、時間を決めてひたすら描き続けるといった練習をしてみるとやりやすくなるでしょう。

スパルタにやるなら1分間に100個出そう、みたいなノリでやると頭が止まって、意味不明な言葉がどんどん出てくるようになります。(タイマーかけてやるとよいです)

紙に書くという方式で1つのキーワードから色んなキーワードを出すという作業ができるようになれば、カードを見ながら脳内で瞬時にたくさんのキーワードを連想してピンときたものを選ぶということもできるようになります。

どちらの練習も有用ですが、「カードの意味から離れないという前提で、自由に楽しくカードを読みたい」という時は1の練習がよく、「カードの意味とかどうでもいいから、お告げ的な感じで空中から言葉が出てきてほしい」という時は2の練習がよいでしょう。

 

nakajima oumi

nakajima oumi

シンボルと精神世界の研究家。 「キレイはキタナイ、キタナイはキレイ」。日本文化と欧米文化は異なるからこそ面白い。

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