Symbols on The Hierophant
三重冠、杖、衣装のあちこちにある十字架、神殿の2つの柱、2つの鍵、主(大きい)と従者(小さい)、従者A(薔薇)と従者B(百合)
1.三重冠
聖三位一体、ヒエラルキア(教会組織)、教皇冠
2.杖
聖三位一体、スピリチュアルな導き
3.衣装のあちこちにある十字架
救済
4.神殿の2つの柱
2つの世界(例えば裁判の世界と祈りの世界)
5.2つの鍵
天国の鍵、天国の門番である聖ペテロの鍵(マタイ伝16)、ペテロの後継者たるローマ教皇の紋章
6.主(大きい)と従者(小さい)
ヒエラルキア(上位下達のピラミッド型組織)
7.従者A(薔薇)と従者B(百合)
神(聖書)から人への愛もしくは人から神への愛、薔薇と百合
コメント
このカードの絵は三重冠やペテロの鍵をはじめローマ教皇のシンボル満載です。ただ、キーワードはPope(英語でローマ教皇を意味する言葉は普通はこれ)ではなくHierophant(古代ギリシャなどの司祭に対して使われる)と設定されています。
ウェイトのこのカードはローマ教皇と解釈すべきかが実は悩ましい存在です。(詳しくはこちらの記事も参照)
タロットの「教皇」についての音声