Symbols on Judgement
ラッパを吹く天使、十字の旗、棺から起き上がる人達 、青い空
ラッパを吹く天使
死者の復活を告げるラッパを吹くガブリエル(伝承)、ラッパを吹く7人の天使(ヨハネ黙示録(8:6-11:19))、よみがえりのラッパ(テサロニケ4:16)
十字の旗
キリスト(救い主)
棺から起き上がる人達
死者の復活
青い空
新しい力、刷新
コメント
「死者の復活を告げるラッパを吹く大天使ガブリエル」という伝承はあるのですが、聖書本体にこの記述はないようです。天使ガブリエルというとより有名なエピソードは「受胎告知」のほうになるかもしれません。
ところで、遺骨や遺体といった死者の肉体に執着するかどうか、土葬か火葬かというのは根深い問題を1つ含んでいます。これは日本と西洋の大きな違いの1つです。
「死後の復活」という世界観を持っているかどうかが問題で、仏教的な「死後の転生」という世界観であれば死体は基本的に抜け殻なので執着する必要はありません。ただ、「死後の復活」という世界観だと「死体の扱い」はかなり重要な案件になります。「本人の死体」がないと「復活する時に困る」からです。
また、一種の罰として「死体の破壊」が意味を持つ可能性があるのが「復活」の世界観がある世界の特徴です。復活できないように粉々に破壊するといった発想がありえるので。
ところで天使がラッパを吹くと死者の肉体が復活する設定だとして、「何歳くらいのどんな状態で復活するのか」は考えてみるといいかもしれません。