三神(創造・維持・破壊)

エッセイ

創造→維持→破壊

印度人は、このサイクルでの物事の流れを以下の神々として認識しました。

ブラフマー(創造)・ビシュヌ(維持)・シヴァ(破壊)

破壊というとあまり人気がないようですが、人間の体の細胞も、日々、生まれては死に、生まれて死に、のサイクルで古い細胞がどんどん破壊されていくから元気でいられるのです。食べ物だって、消化吸収したあと排泄されているから、毎日美味しく食べられるのであって、出さなかったら食べられなくなります。

日本の神々でこのサイクル「創造→維持→破壊」を表現するなら、

例えば、イザナキ・イザナミ(神々を産んだ神)→アマテラス(天の神)→スサノオ(地上に降りた神)  としてもよいかもしれません。

 

「創造→維持→破壊」をお金的に分析すると「手に入れる→貯める→使う」でしょうか。

使うとお金は減っていきますが、何かと交換していかないと新しい富を入手する手段を手に入れることはできません。

 

ストーリーやシナリオを作る時は、主人公がどの時期にいるという設定にするのかが問題です。

創造の時期にいるのか、維持の時期にいるのか、破壊の時期にいるのか、それによって行動が変わります。

新しい学びをはじめる時期なのか、ひたすら目の前のことに集中すべき時期なのか、今やっていることから離れる時期なのか、ということです。

自己啓発的には自分は今どのステージにいるのかということを明確にすることが鍵になります。

関連記事

特集記事

TOP