個人と組織の狭間で(宗教の歴史)
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タロットとストーリー作り
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主人公は弱くなくてはいけない?

ドラえもんののび太君から、大阪の陣の秀頼、古くは勧進帳の義経、まで。
この3つの物語に共通することはなにかというと「主人公格のキャラクターは弱い人」ということです。
それを、強いサポーター(もう1人の主人公)が助けるという構造になっています。

のび太君がダメ人間だからこそ、ドラえもんがサポートすることができるわけです。
秀頼公が武勇には優れないからこそ、真田幸村(信繁)が武でサポートすることができるわけです。
何かが欠けている主人公、それを助けるサポーター(こっちが本当の主役)、というパターンです。

のび太君が出木杉君だったら、ドラえもんは出る幕がなくなってしまいます。
そういう意味では、できる人はできない人に依存しているわけです。

もちろん、できない人はできる人に依存しているのですが、これは実は相互依存関係なのです。

サポーターは、サポートする人がいなければ輝けません。応援団などを考えてみると分かりやすいでしょう。
応援する相手がいなかったら応援団の存在価値はなくなってしまうのです。
医者と患者なども似たような関係で、病人がいるから仕事があるのが多くの医者の仕事です。
ただ、病人はいないほうが世の中の幸せにはなるので、その意味では助ける人と助けられる人の関係というのは悩ましい関係性です。

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