Symbols on The World
四方(天使の顔、鷲の頭、牛の頭、獅子の頭)、女性の裸体、白い2つの棒、紫の布(サッシュ)、大きい輪(X字の結び目あり)
四方(天使の顔、鷲の頭、牛の頭、獅子の頭)
福音史家(マタイ(天使)・ヨハネ(鷲)・ルカ(牛)・マルコ(獅子))、4つの生き物(エゼキエル書1章)、四大、完全性
女性の裸体
女神性、美、完全性
白い2つの棒
2つのエネルギーの交流
紫の布(サッシュ)
威儀、権威、男性性
大きい輪(X字の結び目あり)
無限、円環的時間
コメント
絵の構図としては運命の輪の構図と対比するとよいでしょう。
マルセイユ版など古い版では中心の人物は両性具有的に描かれる例があります。これは「男性性と女性性」を兼ね備えることで「完全に至る」というようなイメージです。
このカードの絵では中心に描かれているのは女性ですが、例えばワンドは火で男性性のシンボルであり、紫の布(サッシュ)は王や軍人が身に着ける礼装でもあることをかんがえると、男性性と女性性の調和というものはここでも描かれていると言えるでしょう。