Symbols on The Tower
雷、落ちる冠、崩れる塔、炎、雲、ヘブライ文字ヨド風の記号、落ちる2人の人物
雷
破壊、ひらめき
落ちる冠
古い世界の破壊、革命
崩れる塔
秩序の崩壊、共同幻想の破壊
炎
破壊、殲滅
雲
分断
ヘブライ文字のヨド風の記号
IHVH(ヨド・ヘー・ヴァウ・ヘー)の聖四文字の一つ、手
炎
破壊、殲滅
落ちる2人の人間
転落、強制終了
コメント
この塔が聖書神話のバベルの塔の話(創世記11章)と見るのは自然な解釈です。
デッキによっては「神の家」という名称になっていることもあります。ウェイトは本の中で詩編の次のフレーズを出しています。「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。」(詩編127編)。これはバベルの塔のような「神と離れた作業」の無意味さをストレートにうたっている詩です。
「主の建てられる家」とだけ言ってしまうと「キリスト教は知らない」という場合に意味不明になると思います。
ただ、「猛烈な仕事人間の主人公が、家族を急病で失って、初めて本当に自分が大切にしたかったものに気が付く」みたいなストーリーで翻訳してもよい話ではないかと私は思います。