神社やパワースポットというのはたくさんありますが、神社に関しては自分の先祖を調べると自分と相性のよい場所や逆に相性が悪い場所を見つけるヒントが隠れていることがあります。
例えば
先祖が平氏の家系なら、平氏の氏神は厳島神社ですので、厳島神社とか弁財天とかそういう系統のところに参拝するとよいでしょう。
先祖が源氏の家系なら、源氏の氏神は八幡宮ですので、鶴ヶ岡八幡宮とか石清水八幡宮とか宇佐八幡とか、八幡宮の系統で気になった所にいってみるとよいでしょう。
先祖が藤原氏系の家系であれば、天満宮とか将門の首塚とか、ご先祖様がいじめたり討伐したりした相手を祭っている所は避けたほうがよいかもしれません(笑)
明治以降に警官や軍人だった先祖や親類がいるのなら、靖国神社や護国神社は相性がよい可能性があります。
と言う具合に、先祖に関係してそうな所をひとつ選んでみて、そこからヨコへヨコへ発想を広げていく。そうすると面白い出会いが広がる可能性があります。
もちろん、これはあくまでヒントや目安であって、絶対のルールではありません。極端に言えば、平清盛をものすごく尊敬しているみたいな人がいたら、家系図では先祖が源氏になっていたとしても、系図を改正して平氏につなげてしまえばよいのです。
昔の姓の名乗り方というのは意外といい加減です。豊臣秀吉も、関白になる時に「関白は藤原●●でなくてはいけない」という暗黙のルールがあったので、いったん近衛家(藤原姓)の養子になってから関白になっています。昔は家柄社会でしたが、だからこそ系図というのは「その時に必要な先祖とつなげる」的な感覚もあったという推測もできるわけです
といっても別に大昔の系図なんて残ってないよというケースも多いと思います。その場合は、戦国武将でも平安貴族でもよいので「この人に興味がある!」という人がいたら、その人にゆかりがある所へ行ってみると良いと思います。
信長が好きだったら、信長が今川との戦い前に参詣した熱田神宮に行くとか。家康が好きだったら東照宮にいってみるとか、そんな感じです。
とにかく「なんとなく気になる」的な気持ちを大事に扱うことです。そうすると、それが最初の一歩になって、自分にとっての「相性の良い神社」は見つかりやすくなると思います。