かに座の神話
ゼウスの息子ヘラクレスは自分の罪を許してもらうために、12の冒険を行うことになり、ヒュドラ(9つの頭を持つ巨大な蛇)を退治する冒険に出発します。
ヒュドラがヘラクレスに退治されそうになると、ヒュドラの友人だった巨大な蟹のカルキノスは、ヒュドラを助けようとヘラクレスの足をはさみますが、
あっさり振り払われ、倒されてしまいます。
戦いの様子をみていた女神ヘラは、カルキノスの友情を憐れんで天にあげて星座に加えました。
星占いのかに座の一言イメージ
惻隠之心(そくいんのこころ) 悩める人によりそう優しさと勇気
コメント
日本神話のヤマタノオロチとギリシャ神話のヒュドラは、多頭の蛇、という設定が似ているのでたまに比較されます。(下記、ヒドラと題のついていたイラストですが、ヤマタノオロチと題をつければそれはそれで通じそうです)
さるかに合戦の蟹もそうですが、頑張り屋さんなんだけど頑張りすぎてしまうかも、というイメージはギリシャ神話でも日本昔話でも似ているところかもしれません。