発想法 AME-NO-YASUKAWA | 日本神話カード  使い方ガイド

日本神話カード

日本神話カードを使った発想法をご紹介します。アメノヤスカワというのは、天岩戸神話で神々が「あーでもない、こーでもない」と議論と試行錯誤をした話し合いの場です。神々に寄合をして頂くというテクニックなのでそうネーミングしました。

1.まず問題になっていることを質問文にします。

「仕事でA社とのプロジェクトがいまひとつ進行が悪いです」とか「彼氏はほしいけど、行動できません」みたいなざっくりした質問でかまいません。ここでどんな抽象度の質問をするかが重要ですが、考えすぎるときりがないのでとりあえずで質問を作りましょう。

2.次に、質問した課題が「今どんなステージにいるのか?」的な質問をして、1枚カードを引きます。

ランダムにカードを一枚引きます。日本神話カードでは、物語カード(ストーリーシンボル)の12枚だけを選んで1枚ひきます。すると、物語のステージ=課題のステージが明らかになります。

物事ができあがるには、初期・中期・後期、などの流れがあると思います。

物語だったら、

主人公が使命に気がつく→拒否する→拒否できなくなる→新しい世界に行く

みたいなお約束の流れがあります。実際の課題にも「春夏秋冬」のような流れがあると思いますので、「ステージはどこだろう?」という質問をすることで、そこに意識を持っていって読み解くわけです。

※タロットカードを使うなら、全体から一枚引きましょう

3.カードから3枚~7枚程度、神様を象徴するカードをひき、カードの象徴する神様からのご意見を伺います

ランダムにキャラクターを選び、その人達に意見を聞きます。日本神話カードでは、神様カード(47枚)の中からランダムに3枚から7枚程度選びます。

カードを適当に並べ、それぞれのカードのキャラクター(神様)に順番にご意見を伺います。例えばスサノオのカードが出たていたら、スサノオさまにイメージの中でご意見を頂いてください。といってもマンガの巫女さんのような霊感は不要です。スサノオだったらどう言うか?というのを別人格になって語ってみるだけです。役者さんが演劇をするのと同じノリです。

難しい人は、日本神話(古事記)を読み込んで「スサノオ」などのキャラクターについての理解を深めてください。また、神社参拝などをして神様の雰囲気を体感するのもよいと思います。ここはマンガ的な霊感は不要で、別人格になるという演技力の問題になります。難しい人は、「憧れの芸能人の物真似」などで遊ぶと演技の力がつくようになります。

 
※霊媒・チャネラーなどのサイキック系の人は、素直に神様を召喚して声を聞いてください。そうでない全ての人は、「(神様という名の)他人だったらどういうかな?」という想像力だけでやってみてください。
 
※もしタロットカードでやるならここは大アルカナのような人物札でやることをおすすめします。

nakajima oumi

nakajima oumi

シンボルと精神世界の研究家。 「キレイはキタナイ、キタナイはキレイ」。日本文化と欧米文化は異なるからこそ面白い。

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