仕事で自己実現 という誤解

優雅に幸せに

「働かなくても楽しく生きていける世界」という夢をどう思いますか?

私は素晴らしい世界だし、人類はそういう未来へ進んでいけると思います。

なぜなら

「人間社会に必要なものは、なんでもかんでもカネにならない」

という太古の昔から変わらない現実があるからです。(例えば、「子育て」や「介護」ってカネにならないですよね?)

なので「仕事で自己実現」という理念はイマイチ使い勝手がよくないと思います。「仕事=カネになること」というのが話の前提になっているので

「仕事で自己実現=カネにならないことには価値がない」

という誤解を量産してしまうからです。

世の中に必要なことや、人間の使命なんてものの多くは、カネになるように黒字にするのは大変です。

例えば、発電所作るとか、運河を作るとか、そういう公共的な仕事はちょっとやそっとの期間では黒字にはなりません。100年単位で見れば黒字になるでしょうが、カンタンなことではありません。

古代ローマの時代に計画された運河が19世紀になってようやく完成した、みたいな例(コリントス運河)があるくらいで、公共的なことはわりと気が長い話になります。

山奥の温泉にでも引きこもって3ヶ月くらい小説でも書いていたいとか、家族と遊牧民な生活を1年くらい体験してみたいとか、世界の聖地や遺跡を観光して回りたい、そういう個人的な夢も、カンタンには黒字化できません。どちらかというとカネが出ていく方ばかりです。

なので、現代のような資本主義経済の社会では

1.なるべく肩に力を入れずに、淡々とカネを稼ぐ
2.本当の人生の使命とか社会貢献とかに、熱くカネを使う

という理想のほうが、よりスタンダードな理念になると思うのです。

カネを稼ぐ仕事は会社員(仮面社畜)でもアフィリエイターでも専業主婦でも旅芸人でも、別になんでもいいです。

もし今の仕事がストレスが多すぎるなら、収入源を増やすためには他のビジネスをはじめるしか選択はありません。

大きいお金を動かせる立場なら、不動産ビジネスなどもいいでしょう。元手がないならアフィリエイトやネットワークビジネスなどの低予算で参入できるビジネスをするしかありません。好奇心がある人ならコンサルや講師やセラピストなども選択に入るでしょう。

何がいいかは時代と本人の適性によりますが、いつの時代にも言えるのは、、、

1.カネがない時期は「低予算でできるビジネス」しかできない
2.時間がない時期は「すきま時間でできるビジネス」しかできない

ということです。

nakajima oumi

nakajima oumi

シンボルと寓話の研究家。作家 「キレイはキタナイ、キタナイはキレイ」

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