日本の伝承タロット TENDO (ミニ) 制作風景

日本の伝承タロットが、生まれ変わりまして、12月に新しく「 日本の伝承タロット  TENDO」として発売予定となっています。

新 伝承タロット 5つの特徴

1)日本の昔話と神話の世界と欧米のタロットの世界を異文化交流させました

(日本の)昔話&神話×トートタロット= 日本の伝承タロット  TENDO  

です。

2)デザインテイストとして安土桃山時代(戦国時代)の元気な雰囲気をドーンと入れました

外箱には、お城な雰囲気を象徴するもの、扇を象徴するもの、を入れています。配色も、カードは赤、箱は黒、でレッド&ブラックで、力強い日本らしさを表現しています。

そして、カード面は、フラワーオブライフ風の幾何学文様を、和風デザインで組み込みました。

大人の持ち物として、ちょっと楽しいと思います。

日本の伝承タロット TENDO ( 共通面 印刷風景)


3)前の版との違い

解説書が紙の冊子でつきます。また、QRコードからフォームで感想を送るとPDF版もダウンロードも可です。

構成は大アルカナ22枚にしぼって、持ち歩き便利なトランプサイズにしました。なので、解説もミニサイズの冊子ですが、一通りの情報を入れています。

4)質問力があがるように構成しました(解説書)

それぞれのカードに「こんな質問しゃべりそう」というものをつけました。
直観力を上げたい、思考整理をしたい、という用途に使いやすいと思います。

5)絵を廃止して言葉と記号だけで構成しました

タロットの形式ではありますが、思い切って、絵解き要素を排除し、キーワードとストーリーというシンボルから立ち上がってくる情報で、リーディングができるように作成しました。

メインのデッキというよりは、サブデッキとして加えて頂くと使い方が広がると思います。また、日本神話やタロットの学習用教材としても面白いと思います。

まとめ

日本神話(古事記など)にせよ、タロットにせよ、深い世界へつながる、最初の扉の1つとして機能すれば、という意図で作っています。12月までに、またどこかで情報を追加していく予定です。

日本の神仏カードと伝承タロットの違い

日本の神仏カードは神仏習合をテーマにオラクルカードの様式で制作しました。今回は、日本の神話昔話とタロットの融合をテーマに、タロットカードの様式で制作しています。

西洋のタロットカードは聖なるツールでもあり(トランプやカルタと同様の)遊戯ツールでもあり、という歴史を持っています。

今回の日本の伝承タロットは日本の神仏カードよりも、エンタメ性(お笑い要素)を重視した内容になっています。

nakajima oumi

nakajima oumi

シンボルと精神世界の研究家。 「キレイはキタナイ、キタナイはキレイ」。日本文化と欧米文化は異なるからこそ面白い。

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