Symbols on The Sun
顔のある太陽、光線(10+11)、ひまわり( sun flower )、灰色の壁、白い馬と子供、赤い旗
顔のある太陽
アポロン(太陽と音楽の神)、感性(月)に対する理性(太陽)、イエス
光線(10+11)
平等に降り注ぐ生命力、光と熱、回転する円
ひまわり( sun flower )
太陽
灰色の壁
城壁、境界、安全
白い馬と子供
動物性と人間性の調和、イエスのエルサレム入場の暗喩
赤い旗
勝利
コメント
昼の世界を支配する太陽と夜の世界を支配する月、という対比だとアマテラスVSツクヨミもギリシャ神話も同じような構図ですが、アポロンVSアルテミスで見た場合、安定感VS渾沌もしくは理性VS感性という対比になりそうです。
この絵には入っていませんが、「太陽に近づきすぎて失敗した若者」という話もギリシャ神話にはあります。
太陽は、基本的には「生命力そのもの」という明るい解釈をベースに持っておいて「でも無茶しすぎると死んじゃうよ(イカロス神話など)」も連想できると覚えておくとよさそうです。太陽は、厳しくも優しくもなる存在ですので。
ところで、太陽の復活を祝うお祭りというと冬至頃に行うのがちょうどよさそうです。冬至以降に太陽の出ている時間が少しづつ長くなっていきますので。クリスマス(イエスの生誕祭)が冬至付近の日付になっているのは、太陽神信仰(ミトラ)の祭りを後から来たキリスト教が取り込んだからという説があります。