おとめ座の神話
豊穣の女神デメテルの娘ペルセポネは冥界の神ハデスによって誘拐されてしまいます。怒ったデメテルは作物を実らせることをやめてしまい、神々は人間からの貢ぎ物が入らなくなって困ってしまいます。
困ったゼウスはハデスにペルセポネを返すように命じます。無事にペルセポネは地上に戻り、喜んだデメテルは再び地上に作物を実らせるようになりました。
ただ、ペルセポネは冥界のザクロを食べてしまったため、1年のうち4か月は冥界にとどまらなくてはいけなくなってしまいました。ペルセポネが冥界にいる間はデメテルは作物を実らせることをやめてしまいます。こういうわけで、女神が嘆いてひきこもってしまい、作物が実らない冬という季節が生まれたのです。
星占いのおとめ座の一言イメージ
温厚篤実(おんこうとくじつ) 真面目で癒し系だけど怒ると怖い面も
コメント
デメテルとペルセポネの話は、アマテラスの岩戸隠れの話と対比してみると面白いかもしれません。怒った女神が引きこもってみんながオロオロする、というモチーフが共通しています。